お手をどうぞ、姫君。

今考えてる童話パロの主人公です。
シンデレラです。まぁ801ですが。ギャグです。男前受けで、かなり哀れ。それとアリスパロの始まりみたいなものが携帯に入っていた（？）のでのせます。かなりの駄文の上私の心臓がミジンコ並みにちっちゃいので反転です。苦情または突っ込み不可です。（危うい感じなので健全じゃないかも。）
見なくても構いません。自己責任でお願いします。


自分は感情の無い人形だ。 そう、いい聞かせる。自己暗示、とでも言うのだろうか。
目の前は初対面の男の顔があって、ソイツが今自分になにしてるかなんて、考えたくもない。
『ピンポーンッ・・・』
僅かな余韻を残しつつ、玄関からインターホンが鳴り響く。
「ッ亜梨子（アリス）君、ゴメン、ちょっと待ってて。」
男はそう言い、慌てて服を戻しながら、部屋を出ていった。
「・・・・・・」
亜梨子は黙って、コクンとうなずいた。
いきなり静かになった部屋は薄暗く、普通の人間なら「不気味だ。」と称するソレは、彼にとっては居心地の良い物となる。
暫くそうやってボーっと周りを見渡していると、ふと、ある物が目に飛び込んで来た。
ある物とは、一人の少女だった。肌は不気味なほど白く、色素の抜けた白髪を高い位置で二つに縛り、何やら急いだように駆けていく。手には何かを抱えていて、ソレに気付いた時、亜梨子は勢い良く飛び起きていた。 「あのナイフ、俺のなんじゃ・・。」
そこまで考えてから、それは違うと考え直し、安心したようにパサリと布団に倒れた。
第一、あれはこの部屋の中にある。こんな狭い部屋に入って、誰にも気付かれずに持ち出せるはずが無いのだ。
苦笑しながら自分の荷物に視線を合わせた。
そこには見慣れたバックがあって、財布や携帯などの他に、形見である使い古したナイフが転がっている。
・・・・はずだった。
（無い！ってことはやっぱり！）
そう思うが否や、傍に在った男のワイシャツを羽織り、慌てて駆け出した。
この時、彼は理性を失っていたのだ。そうでなければこんな当たり前のこと、気付かない訳が無かったのに。
（例えばそう。玄関に向かった筈の男があれから３０分と経っているというのに、一向に戻ってくる気配がないこととか。その玄関から外に出て、今こうして走っているのに、男の姿がみえず、呼び止められすらしなかったこととか。）




あーーーあーーーはずかしっ！見なかったことにしてぇー！！！（おい）
しかも中途半端に短い。
ちなみに今考えてる童話パロはアリスとシンデレラのほかに白雪姫を考えてます。他にも増えます。たぶん。